洗車時の注意点として

私は洗車が好きで毎週欠かさず行っている。

洗車については多くのローディが語っているので語らないが、簡単に説明するとフィルタークリーナーでチェーンをガラガラやって、中性洗剤でワシャワシャやって、タオルでピカピカにして、全ボルトにチュポチュポやって、コーティングでツルツルにするだけだ。

以前はその際にボルトの締め付け等を確認していたのだが、洗車を毎週やるようになってからその部分は疎かになっていた。

私の跨るAEROAD CF SLXはクランクセットはシマノ9000系だが、それ以外はSRAMのRED e-Tapを使用している。自分で組み立てる上でe-Tapはポン付けするだけなのでかなり作業が楽になるだろうと導入した。実際驚くほどに簡単だった。

SRAMはシマノと互換があると謳っている。実際にそうだ。しかし私はおすすめしない。

シマノのクランクはRED、ROTERのクランクと比較して厚い。そのためフロントディレイラーのチェーンキャッチャーとのクリアランスが以上に狭い。

尚且AEROADのフロントディレイラーのハンガーとの相性が悪く、e-Tap（初期）の物ではチェーンキャッチャーの角度が若干外側、つまりはクランク側に向いてしまう。そのため少しでもフロントディレイラーのボルトが緩み、走行中に外側を向いてしまうと、回転するクランクでチェーンキャッチャーを蹴っ飛ばして、結果以下のようになる。

※写真は村松の銀杏茶屋。秋限定の餅屋だ。おろしもちがうまいぞ。

話は戻るが、以前は洗車時に毎回注意してこの部分を確認していた。

しかし回数を重ね、緩みが出ない期間が長く続くとその作業は疎かになっていった。

定価で購入するとe-Tapのフロントディレイラーは6万円を超える。私は海外通販サイトを多用するため、3.3万円程度の出費ですんだ。

私と同じ様なセッティングの人は注意して欲しい。

そして新しいフロントディレイラーが届いた。

そしてまた事件は起きた。

続く